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パク・ユチョンという人 -生い立ちから告訴されるまで- 【後編】

      2016/07/05

先日来、ユチョン事件を追っていますが、さらにそれを深く知るには、彼の生い立ちから東方神起時代、そして分裂、俳優活動、母や弟との関係、私生活を知りたいと思い調べてみました。
その後編です。

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■ ユチョン俳優の道

東方神起時代は「音楽好き」を公言していた彼だったため、まさか俳優の道を選択するとは誰もが思わなかったが、分裂後には一番早くに「俳優活動」を開始。
ドラマデビューは日本でも人気を博した2010年の「トキメキ☆成均館スキャンダル」。イ・ソンジュンを演じ「KBS演技大賞」で新人賞を受賞。
これで俳優としての道が開け、爽やかな甘い魅力で人気を博し、次々とドラマ出演することとなる。
2011年の「ミス・リプリー」では「MBC演技大賞」で新人賞受賞、2012年の「屋根部屋のプリンス」では「SBS演技大賞」の優秀演技賞、10代スター賞などを獲得。「会いたい」では「MBC演技大賞」で優秀演技賞を受賞。
また、2015年には本格スクリーンデビューを飾った映画『海にかかる霧』が公開され、2015年米アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表作にも選出されたほか、トロントやニューヨークなど数々の映画祭で上映され、好評を得た。
特記したいのは、分裂騒動中の2009年8月以降、俳優としての演技の勉強に入った彼の傍らには、必ずcjesのペク代表や社員が同行していたことだ。無名事務所であるcjesであるが、SMEと係争とあって、彼らを受け入れる事務所が当時なかったと言われているが、ある伝手でcjes代表のペク氏と知り合い、3人は彼とエージェント契約を結んだとされている。
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*  そのcjes社は

このcjes社、ソウル地方国税庁により税務調査が現在、進められている。
ペク代表がこれまでも所属芸能人らと契約書を交わしていないと公言してきたことから、「契約書を書かないので、所得が証明できないことがある。 実際、無資料で契約金を現金で渡すという話が芸能界で広まり、「現金が必要ならCjes」と言われる話まで出回った。現金で受けとった所得を脱税(抜け落ちた)可能性が高い」と言われ、当初、2009年、SMEを脱した彼らが、最初の資本3億ウォンでJYJとして開始したCjesエンターテイメントが、現在7年だけで480億ウォンの売上を記録したことにより、JYJの海外公演の成功などで大きな収益を上げ成長したCjesが、海外公演と関連し、外国為替を過剰に送金した疑い、海外に資金を流出した疑い、海外の収益金に対する所属芸能人らとの収益配分が透明か・などを集中的に調査されている。

 

■ ユチョンの◯青の歴史

ユチョンが◯青を初めて入れたのは、デビューしたばかりの東方神起時代2004年の頃。
"Hi yaya夏の日"のミュージックビデオの撮影で訪れたフランス領ポリネシアのソシエテ諸島にあるボラボラ島で、右足首に"MUSE(ミュゼ=音楽の神様)"という文字を入れる。
これが無断だったため、共に入れたメンバーのジェジュンと共に、所属していたSMEより厳重注意を受けることに。

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しかし、2006年、仕事でアメリカへ行った際、腰に"TVfXQ MYC"(東方神起 ミッキー)と2度目の◯青を入れる。この時もまたジェジュンと共に入れ、ジェジュンは肩甲骨に"TVfXQ SOUL"(東方神起 魂)であった。

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その後、ジェジュンが見つけた新沙洞(シンサドン)にあるタトゥースタジオで、以降二人は好んで入れるようになり、今度は2009年裁判が始まった9月、3つ目のタトゥー「"Always keep the faith(いつも信念を貫け)」を左胸に入れる。

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それからも、JYJの仲間であるジェジュン、ジュンス、そして最愛の弟ユファンの名前を付け足し、アメリカ時代に一度母と別れて暮らすことになって以来、母の愛に飢えていると言われる彼は、その母への思いを込めて、右の肩甲骨に母の顔とともに「mommy faith(ママへの信頼)」と入れたが、この当時、彼と結婚もしくは交際する女性は、この母の◯青に押しつぶされなければいいが…とか、化粧品ビジネスも母のために参入したのではと憶測されるほど、彼の母への想いはいつも一途だったと言われている。
(現在も母や弟、その親族らと同居しているといわれる)。

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■ ユチョンと煙草

子供の頃から喘息持ちでありながら、東方神起時代より、ヘビースモーカーとして知られている。

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ストレス発散や趣味嗜好で吸う分にはとやかく言われるものではないが、彼の場合、「喘息認定」されたということで、韓国男子ならば必ず服務しなければならない兵役勤務、本来なら定められた期間、軍服を着用して兵役義務を遂行する「現役」として芸能人であろうと服務しなければならないが、身体的都合や家庭の事情などで「現役判定」とならなかった場合の代替服務が、今、ユチョンがついている「公益勤務」というものになるわけで、彼の場合、「喘息」が主な原因(ほかに家長が死亡等)であるため、煙草が吸えるし、ダンスも踊れるのに、なんで「公益」なのだ?と一般人から指摘が前々からあったため、煙草についてはよく思われてはいない。

103江南区庁にて公益勤務中

 

また、この「公益」というのは軍人ではなく民間人という扱いで、基本的自宅通勤となるため、現役入隊のような軍宿舎と違い、比較的自由に過ごせる環境ということも、現役を務めた人々からは羨まれることとなり、ましてや今回の事件は、その時期にあるまじき場所に出入りしていたということで更に世論は加熱しているようだ。
(因みに、現役も公益も免除された芸能人ではペ・ヨンジュン、チャン・ドンゴンらがいるが、かなりバッシングを受けている)。

 

■ ユチョンと女性

東方神起時代から甘いマスクと母性本能をくすぐる表情や仕草、態度に、実は一番ファンが多かったと言われているが、日本でも葵えりか、あるアーティストの妻等とまことしやかに交際が噂されていたが、韓国でも過去何人かが噂されている。

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そのうちの1人と言われる、2009年に結成されたガールズグループ「AFTERSCHOOL」のリーダーとして活動し、2012年にグループを脱退、その後はソロ活動している「カヒ」。
ユチョンが東方神起としてデビュー前の練習生時代とかなり昔のものだが、親密ツーショット写真が3年前に流出し、過去に付き合っていたのでは?

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と話題になったが、肯定も否定もなかったのが、最近、そのカヒが久しぶりに、保守的な韓国のテレビ番組では珍しく、下ネタやブラックユーモア満載の恋愛トーク番組「魔女狩り」に出演。
「執着のヒドいカレに悩む女性」というタイトルで繰り広げられた恋愛トークにおいて、カヒは「元カレに昔『別れよう』と言ったら、その後、電話がかかってきて『今3階のベランダから飛び降りようと思っている』と言われた。3時間かけて言い聞かせけど、聞かなかったの。カレは自分の命を担保にして復縁を強要した」と述べると、この発言は翌日のネットニュースでも取り上げられ、ネットでは、「あれってユチョンのこと?」「ユチョンを連想するのはわかって話してるよね?」と炎上し、「元カレビジネス」と話題になった。

また、「屋根裏の皇太子」で共演したハン・ジミン、プロゴルファーのアン・シネなどの噂が流れ、目撃もされていたようだが、交際特定には至っていない。

104ハン・ジミン(左)、アン・シネ(右)

 

■ サセン(追っかけ)ファンへの暴行疑惑

日本でもジャニーズなど、熱狂的な追っかけファンはいるが、韓国のそれは「サセン(私生)」と呼ばれ、隠しカメラや盗聴器を自宅や車庫に設置したり、寝ている間に家の中に入ってきたり、24時間彼らのプライベートを徹底的に追いかけてる過激なファンのことである。
ご多分にもれず、東方神起時代からユチョンもその洗礼を受け、自宅前や行く先々、または空港で少しでも彼に触れようとするファンが後を絶たず、2012年にはそんなサセンに暴力を振るった?とされる録音が出回った。
それは2009年7月頃録音されたという「JYJ」の3人によるもので、公開された音声ファイルでは、ジェジュンの声が最も長く約10分、ユチョンとジュンスはそれぞれ10秒程入っており、ジェジュンは「俺はこんな生活をしなければいけないのか? お前らのために」「お前たちは本当にファンなのか?」「俺らがストレスを受けるのとかお構いなしだろ」「どこへ行っても追っかけられて、逃げ回って生きて……(俺は)犯罪者かよ」などの悲痛な叫びを次々とファンに浴びせ、誰かを殴るような物騒な音や、女性のうめき声が録音されていた。


これに対し、JYJは公演先の南米チリで報道陣に対し、この音声ファイルは本物で、「過去の私たちの正しくない行動については謝罪したい」(ジェジュン)とコメントを発表、あわせて自分たちがいかに被害を受けてきたかを切々と語ったが、世論は「暴行はいかなる理由であっても正当化されない」「スターのプライバシーを尊重しないファンが問題だ」など賛否両論の激しい議論が繰り広げられた。

■ そして現在

お伝えしてきたように、4人の女性による告訴(第1の女性は告訴後、取り下げ、しかしまた再告訴)、告訴しないものの第5の女性による証言、そして6月30日、警察に出頭し、午前2時15分まで8時間に及ぶ聴取を受けて帰宅。
その取り調べでは、最初の告訴女性が提出した下着から出てきた男性のDNAと一致するかを確認するために、ユチョンの口腔細胞を採取、この結果は来週中に判明予定。
また、警察は「ユチョンさんが質問に誠実に答えたが、性的暴行容疑は否認したが、最初の告訴女性との性関係事実は認めている」と発表した。
DNA鑑定の判明、そして今後もまた新たな証言が出てくるのか、さらに現在韓国ネット上ではユチョンバッシングが白熱しすぎているとのことで、辿りつく先はどこなのか。

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■ まとめ

一連の流れを見てきて、東方神起時代にSMEによって作られた「5人は家族以上に家族」というイメージが強く、そのため分裂騒動では、ご贔屓のメンバーがいるグループが正当化され、ファンの間も2つに分裂し、現在もそれは根強く残っている。
外野から見たら、2009年2月に契約更新しているのに、不当契約や規則違反の化粧品ビジネスに手を出した3人側が、制裁を受けるのは致し方ないのでは?という日本人的見方をしてしまうが、3人側のファンにとっては正当な主張をしている3人に制裁を与えているSME、エイベックス社が悪であり、圧力をかけているという信仰が今も根強いらしく、3人が不当な扱いを受けることが可哀想ということで、3人側のファンが彼らに対し、時にそれは冷静に判断ができているのか疑問に思う過保護な甘やかしもあったように思え、それらのATMと言っては失礼だが、盲目なファンがいる限り、金銭的にも自分は大丈夫というような驕った気持ちを現在のユチョンさんに与えてしまったのではないかと思うのである。
実は分裂の話が上がったころ、知り合いから「身内がそのことについて相談を受けたが、とてもファンの人には話すことが出来ない内容だ。」と詳細を聞かされていたので、今回の事件、そういう日が来てもおかしくはないと思っていたのも事実である。

日本にはいない、背が高く、男らしい身体で、歌も踊りもうまい5人組のデビューは鮮烈だっただけに、それに虜になってしまったファンは本当に心から彼らを応援してきたのだろうが、そういう素晴らしい想い出も、これからの活躍への希望も砕き、3人側のファンも2人側のファンも、これからずっと平行線で、一喜一憂していかなくてはならないグループはかつてなかったのではないかと思う。今後もさらに行方を追いたい。

 

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