緊急地震速報で1日に2度の誤報!「MEGA予測」で実際に南関東が危ない?
なんと、関東地方で1日に2回も「緊急地震速報」が流れ、のちに誤報とわかったものの、情報を知った人々は大混乱というニュースがありました。
詳しくお伝えします!
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■ 事の発端は
1日午後5時9分、気象庁が特定の事業者に向けて出している緊急地震速報のデータで、東京湾で大きな地震が起きる可能性があるというデータが流れましたが、その後、すぐに取り消されました。この誤配信「東京湾で地震 最大震度7(推定)M9.1」がスマフォのアプリで流れたことや、私鉄の小田急や都営地下鉄などの一部がいったん運転を停止したため、騒然となったものの、その後、各社が設置している地震計で揺れが観測されなかったことなどからすぐに運転は再開されました。
また、この日の朝にも同じように緊急地震速報が誤報として流れたため、twtterのトレンド入りしていました。
1日で2回緊急地震速報の誤報とかマジ勘弁
てゆうかありえないよw1回目→関東で電車が緊急停止、「緊急地震速報 震度5以上」→所沢の震度計が検知したらしいが、落雷などが原因だった
2回目→東京湾で震度7の地震警戒→これも誤報 pic.twitter.com/jiirypGtLp
— パチロク (@pachiroku3613) August 1, 2016
■その誤報を聞いた人々は
・緊急地震速報の誤報は笑えんから止めよう 息が止まった
・緊急地震速報で死ぬかと思いました
・こういう誤報とか流すからホントの地震の時にみんな信用しなくなるんだよ
・心臓のバクバクがおさまらないわ
・関東で震度7って出て焦ったけど取り消しって書いてあって何なの?
・誤報は許されないよ。速報が鳴ると思い出すし
・ここのところ関東地方は地震が頻繁だからついに来たか!と泣きそうになった
と、速報が届いた人々は生きた心地がしなかったと述べています。確かにあの3月11日が蘇りますね(涙)。
そして、今日は関東・甲信越各地で雨柱が立つほどのゲリラ豪雨もあったことから、いっそう信憑性を帯びた速報となったようです。
関東など局地的雷雨、あちこちで雨柱出現 | ウェザーニュース https://t.co/YAl417xv2i
— ミシル (@na1ka21) August 1, 2016
■やれやれ間違いでは済まない?
単なる誤作動で終わるかと思いきや、測量学の世界的権威である村井俊治氏が「全国で顕著な異常が見られる。いつ大地震が起きてもおかしくない」と週刊ポスト8月12日号で警告しているのです。
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村井俊治(むらい しゅんじ)
別名:紙切 虫太郎
生年月日:1939年9月19日(75歳)
出身:東京都
出身校:東京大学
1971年 東京大学生産技術研究所助教授
1983年 教授
1992-1995年 / 1997-1999年 タイ王国の旗 アジア工科大学院(AIT)教授
2000年 東京大学定年退職、名誉教授
2006年 特許 「地震・火山噴火予知」(特許番号三七六三一三〇号、環境地質研究所と共願)
ツイッター
https://twitter.com/sh1939murai?lang=ja
出典:wikipedia
それには
「全国で一斉異常変動が起きています。危険が大きい5センチ以上の異常変動を記録した電子基準点の数は、1月24日から7月23日までの半年間で約140。前回の『週刊ポスト』の記事(4月25日発売号)に掲載したマップは同じく半年間(2015年10月18日~16年4月16日)で約30でしたから4倍以上に増えている。いつ、どこで大地震が起きてもおかしくない。特に関東では顕著な異常が見られます。我々が発行するメルマガでは、首都圏を含む南関東を史上初の最高位『レベル5』に引き上げ、特別警戒を呼び掛けています」
と報じられており、
この「レベル5」は5段階ある警戒レベルの中でも、〈震度5以上の地震の可能性が極めて高く緊急性がある〉と「最高警戒レベル」に位置付けられているもので、これまで、「レベル5」まで引き上げられた地域はなかったということですが、思い当たるのは「2062年の未来人が何かある?」と予告していた7月18日あたりから、結局予想されるような大地震はなかったものの、頻繁に震度3以上の地震が発生しており、数日前も茨城県で震度5弱の地震があったことから、「もしかしたら?」と思ってしまいます。
村井氏はその頻発する地震についても触れており、首都圏を含む南関東では3つの指標全てに異常が見られ震度4以上の地震が相次いでいるが、それらの地震でもまだエネルギーは放出されきっていないため、今後、さらに大きい地震が起こる可能性は高いと考えるべきと警告しています。
■南関東に表れている異常とは?
6月後半から伊豆半島、伊豆諸島を中心に天城湯ヶ島7.08センチ、三宅8.59センチと、7センチを超える大きな変動が続いている。さらに長期的な隆起・沈降のデータでも伊豆諸島の三宅島が隆起している一方、近くの式根島と神津島は沈降し、その高低差は拡大を続けている。境目には相当な歪みが溜まっていると思われる。
「水平方向の動き」でも、伊豆諸島の大島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島などがそれぞれ別々の方向に動いており、複数の場所で歪みが蓄積されていると考えられる。(村井氏)
これら複数の異常が重なったことから、『これはただ事ではない』と南関東を『レベル5』にした。『震度6』を超える大地震がいつ起きてもおかしくない状態で、多くの人は首都直下型地震を心配しますが、関東のどこが震源になっても地盤の緩い首都圏は危ないのでくれぐれも注意を怠らないで欲しいと呼びかけています。
今日の誤報で次の速報に「また間違っているんじゃない?」と思わず、くれぐれも注意したいと思います。
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