小池百合子 生い立ちから結婚、経歴と学歴詐称疑惑とは?
ケネディ駐日米大使より、ツイッターで初の女性都知事誕生を「歴史を作った」と祝福され、本日、約1000人の職員に迎えられたものの、都議会自民党員は2人の出迎えだけだったと早くも波乱含みの初登庁となった小池百合子さん。
選挙戦中も他の候補を圧倒する切り返しとしたたかさで話題となりましたが、その小池さんの生い立ちから現在に至るまで、経歴や結婚についてなど、調べてみました。
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■ まずはプロフィールから
小池百合子(こいけ ゆりこ)
生年月日:1952年7月15日(64歳)
出身:兵庫県芦屋市
出身校:甲南女子中学、高等学校、関西学院大学社会学部(中退)、アメリカン大学カイロ校、カイロ大学社会学部
経歴:ニュースキャスター、アラビア語通訳
兄弟:3人兄弟の長女。
・上にはお兄さんがいて、子供の頃はお兄さんの後にくっついて、チャンバラごっこをしたり、いつも走り回っていたとか。
・「ワールドビジネスサテライト」初代キャスター。
・過去、カイロ大学の元学生が「卒業名簿に小池百合子の名前がない」とネットに書き込みをして、「学歴詐欺疑惑」が浮上したが、卒業証書を提示し疑惑は晴れた事件も。
出典:wikipedia他
■お父上は世界を飛び回る貿易商
父・勇二郎さんは、石油関連の貿易会社を経営され世界を飛び回っておられました。
過去のインタビューで百合子さんご本人が過去を語ったものの中で、
(小池氏が幼少の頃)から父上は海外を飛び回っており、各国の出張から帰って来るたびに『あの国は海底より低いところでも暮らせる国家戦略が ある』、『国の基本はエネルギーだ。日本は石油禁輸から戦争や南進に踏み切った。アラブ産油国とのつながりは重要だ』と語っていらしたそうで、「国家が今後どうあるべきか?」というような話が日常の会話だったというのが、幼少時の人格形成に大いに影響して、今の百合子さんがいるような気がします。
そして、次第に政治に関心を示された父上は百合子さんが高校生の頃、自民党の政治部に在籍して、1969年に旧兵庫2区から衆議院議員に立候補。
なんと父上は、つい先日、小池氏に暴言を投げかけた石原慎太郎氏による将来的な新党結成を見据えた「日本の新しい世代の会」の推薦を受け、選挙戦を戦ったものの惜しくも落選でした。
そのように百合子さんに多大な影響を与えたであろう勇二郎さんは、晩年、特別養護施設にいらしたのち、2013年5月、90才で息を引き取られました。
深夜3時に容体が急変したため、百合子さんは父上の最期に間に合わなかったとのことで無念だったことでしょう。
■母上は専業主婦からカイロで日本料理店を切り盛り
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母・恵美子さんは「戦争の最中に青春時代を過ごし、やりたいことが何もできなかったから、あなたは好きなことをしなさい」と良き理解者として、いつも百合子さんを見守って応援してくれたそうです。
父上の影響でしょうか、学生時代、百合子さんはエジプトのカイロ大学に留学を決意。当時、女性が留学するだけでも珍しいことで、さらにエジプトとなると、大切な娘をそんなところに…と躊躇しそうですが、母上は賛成してくれたと語っています。
その母上、百合子さんがエジプトから日本に戻ると、「カイロで本格的な日本料理店を開く!」と驚きの宣言をなさいます。
なんと、娘を訪ねてカイロに行った時に日本料理店で食べた「すき焼きの味」が納得いくものではなかったため、本当の日本の味を現地で伝えたいという一念だったとか。
しかも専業主婦で、経営に対しても初めてだったため、ご主人や家族の猛反対を受けますが、やはり粘り強く説得して見事、開店にこぎつけ、最終的には、ご主人からも支援も得て、20年間、カイロで店を切り盛りなさったといいます。
帰国後は百合子さんと同居され、政治や政策を巡り議論もあったとか。そんな母上は2012年秋、87歳の時、初期の肺がんが見つかり、残された人生はガンと共生し楽しく過ごそうと自宅療養の道を選ばれました。しかしガンは少しずつ進行し、余命一カ月と宣告されると、かねてより延命治療はしないで欲しいと言っていた母上の意思を尊重し、ご自宅に連れ帰られ、父上が亡くなられた4カ月後、恵美子さんは88歳でこの世を去られました。
何とも偉大なご両親からの影響を多大に受けて、今のしなやかでしたたかな小池百合子という女性が誕生したように思います。
■過去、数年の結婚歴が。そして現在は?
あの美しさですから当然、若いころはさぞや数多くの男性の憧れの的だったと思われますが、お嬢様学校を卒業された後に留学したカイロ大学3年生の時、3歳年上の日本人留学生と恋に落ち、ご両親の猛反対にあったため、駆け落ち同然に結婚をしたという過去がありました。
しかし残念ながら、若さゆえでしょうか、2年半で破局。その後、現在までお一人でいらっしゃいます。このご主人については、明らかにされていません。
現在は、東京・練馬区内の閑静な住宅街に建つ洋風の一軒家に「家族6人と1匹」と共同生活をされているとか。
この家族とは、百合子さんのいとこで秘書を務めるMさん夫妻とそのお子さん(3歳、1歳)、そして14年住み込みで務めている家政婦さん、そして「総理大臣になりたい野望から『そうちゃん』と名付けたヨークシャテリア」のことです。
百合子さんはMさん夫妻のお子さんをお孫さんのように可愛がり、いつもこの家政婦さんも含めた家族の皆さんでお食事をされているとか。また、スーパーにもいらっしゃるようで、買い物かごを持って、近隣の方にも笑顔で挨拶されている姿が目撃されています。
今回の選挙戦で垣間見せた頭の良さや、器の大きさ、したたかさなどから、私の周りでも話題にする方が多いですが、これからどのような「ジャンヌ・ダルク」ぶりを見せて下さるでしょうか?
今後の新しい都政に要注目です。
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