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ネタバレ前提「シン・ゴジラ」観た人にしかわからない「好きすぎ」あるある!

   

怪獣好きはもとより、むしろそれまで興味のなかった層が噂を聞きつけ足を運んだが最後、盛り上がっている「シン・ゴジラ」。
東宝のお宝でもある同作品は、日本では12年ぶりの製作となり、7月29日に封切られると、17日間で観客動員230万人、興行収入33億8297万円を記録し、すでに2014年に公開されたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』を上回るヒットなると同時に、ネットの各口コミサイトでは高評価が並び、「一度だけでは見落としがある」とリピーターも続出。
私にとっての映画館での怪獣映画といったら、その昔、「ジャングル大帝レオ」目当てで行ったら併映されていた「サンダ対ガイラ」で、ストーリーはまるで記憶にないけれど、あまりに怖くて夜中に窓から見える影が怪獣に見えて、しばしうなされたというトラウマな記憶しかないのに、エヴァンゲリオンを観たこともなく、庵野監督のそれまでの作品も知らず、前知識も全くないのに、その高評価を確かめに数十年ぶりに(笑)怪獣映画に足を運んでみたところ…ヲタク魂に火を点されて帰ってまいりました(笑)。
そのヲタクにたまらない部分とは?もう1回、観たい部分とは?思いつくまま列挙します!

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■まずは『シン・ゴジラ』とは

 

『シン・ゴジラ』(英題: GODZILLA Resurgence)は、2016年(平成28年)7月29日公開の日本映画で、ゴジラシリーズの第29作である。『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりの日本製作のゴジラシリーズとなる。
総監督・脚本は庵野秀明、監督・特技監督は樋口真嗣、主演は長谷川博己をはじめとする総勢328名のキャスト。

2014年公開の『GODZILLA ゴジラ』の世界的な大ヒットを受け、日本製ゴジラの製作が決定した[2]。総監督・脚本には庵野秀明、監督・特技監督には樋口真嗣がそれぞれ起用され、彼らがタッグを組んだ短編映画『巨神兵東京に現わる 劇場版』が、起用の決め手になったという。当初、庵野は自身が総監督を務めるアニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』も控えていたうえ、その前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の制作後から精神的に不安定な状況におちいっていたために一度は断ったが、東宝の誠意と樋口の説得を受けて「一度きりの挑戦」として承諾した。

日本の『ゴジラ』シリーズでは初となる、フルCGで制作されるゴジラのデザインには、『巨神兵東京に現わる 劇場版』で巨神兵の造型を担当した竹谷隆之が起用された。樋口から依頼を受けた際には詳細は知らされず、「背びれのある怪獣」とだけ伝えられていたという[4]。デザインの詳細は前田真宏のコンセプトスケッチを基に庵野、樋口、竹谷、尾上克郎が打ち合わせを行い、「完全生物」「生物として突き抜けた存在」という方針が決まった

庵野による命名のタイトル「シン・ゴジラ」には「新」「真」「神」などの意味が含まれているという(出典:wiki)

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(出典: shin-godzilla.jp

■ヲタク心を掴んだ場面をひたすら挙げてみる

【御用学者で遊び過ぎ(笑)】

・生物学者:塚本晋也(映画監督)・生物学者:原一男(映画監督)
・古代生物学者:犬童一心(映画監督)
・海洋生物学者:緒方明(映画監督)

【濃すぎる出演者たち】

・スチャダラパーのANI(スチャダラアニ)
・KREVA
・ピエール瀧
・高橋一生← 「みいこで~す」の作者「おのえりこ」さんも絶賛

・マフィア梶田← 怪しいボディガードが怪しすぎて(笑)

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【撮影エピソードがヲタク心をくすぐる】

・樋口真嗣監督がトークショーで「(せりふを)早くしゃべらないとカットされるって芸能界でうわさが流れた。撮影中はカットもへったくれもないんですけれど、早くしゃべらないと『使われない』って……」と明かし、会場を沸かせると、
配給元の東宝の佐藤善宏プロデューサーは「誰もたぶんそんなことは言ってないと思うんですが」と前置きした上で、「作品を撮るためにいいなって思って、『そうです』って言っておいた」と笑顔で明かしていた。

・樋口監督はキャスティングに関する話の中で、原一男監督、犬童一心監督、緒方明監督の3人の映画監督が演じた日本政府の“御用学者”のシーンを振り返り、「38テークくらい撮った」と告白すると、「特に原一男さんが最後に(せりふが)詰まる。そうすると頭からやり直しで、他の2人は相手が先輩だから文句が言えない。あとで飲んだ時にディスりまくりで……」と笑顔で明かした。

・俳優・女優に関して佐藤プロデューサーは「ほとんど1回でバチッと決めてくれた」と称賛したが、専門用語を交えた長ぜりふが飛び交う会議シーンを、1日がかりで撮り終えたあとに、庵野総監督が「引きの絵がほしい」と言い出し、もう1テーク重ねることになったことが明かされ、佐藤プロデューサーは「冷や汗でしたね」と振り返り、樋口監督も「(現場は)阿鼻叫喚だった」と笑っていた。

 

【印象に残りすぎてもう一度観たいシーンや台詞】

・林家たい平師匠かと思ったら違った(笑)官邸前アナウンサー役の梅中悠介さん

・泉ちゃんが矢口に「落ち着け」とペットボトルの水を渡して自分も飲むシーン。何故かペットボトルはラベルなし。

・「なにこれ上陸するの?しないの?」

・「えっ上陸した!? 蒲田に!?」

・雨にも雪にも風にも強い京浜急行があっけなく吹っ飛び、外れた台車が道路にカラカラカラと飛んでくるシーンのリアルさ。
その後、何もなかったかのように日常に戻り、京急以外の電車は通常運転な部分。

・第2形態お披露目シーン

・伸びたラーメン。具がネギとメンマくらいしかなく、総理大臣代理はチャーシューから食べたのか?

・平泉成が嶋田久作を慰めるかのように言う「だよなあ」

・第6波目でゴジラにドコドコミサイルが当たるとこ

・「こんなことで歴史に名をのこしたくなかったなぁ」←泣けた

・「自衛隊の弾を国民に向けて撃つことはできない!」

・「えっ動くの!?」

・以下、中略

・「総理、残念ですがここまでです」

・who will knowが流れて都心壊滅のシーン

・「礼はいりません、仕事ですから」

・「どの書類に判子を押せばいいんだ?」

・「選択肢には入るだろうけど…それ選ぶなよぉ…」

・フランス大使にずっと頭下げてる総理代理

・避難せず働いてるゴミ回収のおじさん

・「総理、撃ちますよ!いいですね!」

・「目標が報告と違う」

・「幹事長なら任せろ」

・赤黒い気体の放出で、粘っこい炎ががビルの隙間を縫って街を焼き尽くす様
・そこから収束した青い熱線で内閣総辞職させるシーンの絶望感(そのための首相周りのキャラ立ち含む)
・高層ビルを溶かし、電気さえ消えた暗い街に上がる炎と光るゴジラ、BGM
言葉をなくしてただ泣くしかできないシーン

・最初の会見で、「巨大不明生物」を何とか表現しようとがんばってる手話の人。

・鎌倉に上陸シーン。若宮大路を北上して、小町通り上空でテイルスイング。逃げ惑う観光客の手に鳩サブレの黄色い手提げ袋の演出の細かさ。

・「こちらは、防災鎌倉です」の無線の声のリアルさ。

・読ませる気のない字幕テロップと思うのに必死に読もうと努力して読み取れず、また観に来ようと思う自分。

・余貴美子防衛大臣と國村準統合幕僚長の二人が登場すると安堵感。

・「総理の命令があれば我々は徹底的にやります!」

・東官房長官が記者会見する様子をコジマ×ビッグカメラの多数のテレビが上映している中で、左上のテレビだけ安野モヨコの「オチビサン」放映。

・地中貫通型爆弾がゴジラの頚部を直撃し、瞬間、倒したかと思いきや、数々の攻撃に怒ったように見えるゴジラによる長きに渡る火炎放射で一瞬にして焼き付くされる東京と政府首脳。

・「そこがニューヨークでも同じことをする、と彼らは言っていた」

・無人700系新幹線2台、最高時速340キロによる爆弾攻撃、無人5台のE231系在来線( 山手線、京浜東北線、東海道線(上野東京ラインの可能性も)、中央線2台)最高時速120キロによる爆弾攻撃。

・矢口が荒れ果てた蒲田の街に向かい、手を合わせたところ

・立川対策室、谷口の机に急遽作られた厚紙にマジックで書かれた「既決」「未決」 箱の札

 

と、なんでそんなところが好きなのか?と問われると、「未確認巨大生物」突然日常に出現し、その時、今の日本人はどう対処するのだろうかという状況が、私的にこうあって欲しいという理想に合致して描かれていたからなのかもしれません。
しかし、このシン・ゴジラはある意味、人間が作り出しておきながら、人類を脅かすからと徹底的に攻撃して排除しようとする行為が、己の身を守るためではあるけれど身勝手すぎて、ミサイルに攻撃され、爆弾で倒され思わず吠える姿があまりに可哀想すぎて、まるで自分が撃たれているようで、早く海に帰りなさい、お前は悪くないのにと泣けて泣けて仕方なかった映画でもありました。ただ、ゴジラという生き物だから凍結という終わり方で良かったと思うけれど、生き物でなければ廃絶一択でしょう。映画の感想は賛否両論、色々あるようですが、多くの方に観て、討論してもらいたい映画です。

 

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