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ガリガリ君 社員総出でお詫び?CM大反響!お詫びの理由は?

      2016/05/04

赤城乳業(埼玉県深谷市)のアイスキャンディー「ガリガリ君」と言えば、ゴリラの愛嬌あるキャラクターがトレードマークのソーダ味…であるが、いつの間にか、攻めの経営に転じていたようで(笑)、新たなフレーバーが数々生み出され、最近は「ナポリタン味(既に販売休止)」「コーンシチュー味」なるものまで発売され、特にナポリタン味については「取り返しのつかない赤字。理由はまずかったから。」とマーケティング部長自ら語ったことで話題となり、次はどんな味が?と楽しみにするファンも多いです。
その赤城乳業が、なんと社員総出のお詫びCMでまたも大反響を呼んでいます。いったい何にお詫びしているのでしょうか?。

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◆お詫びの理由は…
そのお詫びの理由は、「ガリガリ君」が2016年4月1日出荷分から10円値上がりし希望小売価格が70円(税抜)になることからです。え、60円で販売し、25年ぶりの値上げ? びっくりです!!
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この「ガリガリ君」、1981年から発売され、当時の価格は「50円」で、その10年後の91年に「60円」になり25年間値上げはなかったのです。原材料の高騰が理由で、「当たり」が表示される木のアイススティックは3年前と比べ仕入れ価格が90%高くなったほか、果汁は40%、物流費は10%上昇し、それに加え、人手不足による人件費高騰も大きく、企業努力でのコスト削減が可能の限界を超え、やむを得ず値上げに踏み切ったとのこと。
食料品関連の値上げとなると批判が付いて回りますが、この「ガリガリ君」に限っては、「まだ安い」「今までよく耐えた」「100円でもいい」などといった同情と称賛の声があがっている中、反応を伺っていた同社は胸をなでおろすと同時に、驚きのCMが公開され話題となっています。

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◆社員総出で「ごめんなさい」
「値上げはぜんぜん考えぬ」――往年のフォークシンガー・高田渡さんの歌とともに大写しになるのは、深刻な面持ちの同社 代表取締役会長 井上秀樹氏。
カメラはゆっくりと引いていくと、そこには井上さんを先頭に、赤城乳業の社員たち100人超が並びその表情は一様に深刻で、やがて「25年間踏んばりましたが、」のテロップが、その姿に重なります。
「値上げにふみきろう」という歌声に合わせ、社員たちがいっせいに、深々と頭を下げる…という内容のCMは、値上げに踏み切った4月1日に公開されるやいなや、たちまち大反響を呼びました。
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今回のCMについて赤城乳業は、こうした反響に応え、「赤城乳業の気持ちを真っ直ぐに表現」したものだとして、テレビでは4月1日・2日の2日間オンエアされ、またYouTubeでも公開、その再生回数は6日14時時点で112万回を超え、また、日本経済新聞の1日付朝刊にも、同内容の全面広告が掲載されました。
偽装問題などでごまかそうとする会社もある一方、こうした「値上げ」という事実を逆に取り上げ潔くお詫びするという姿勢が称賛に繋がったのでしょう。
今後も赤城乳業の攻めの姿勢、期待しています!

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