ノーベル賞大隅良典の妻と子供は?日常の姿や経歴などをチェック!
2016/10/30
嬉しいニュースです。今年もまた日本人からノーベル賞が出ました。
ノーベル医学生理学賞を受賞されたのは、東京工業大の大隅良典栄誉教授(71)で、生物が細胞内で自らのたんぱく質を分解し、再利用する「オートファジー(自食作用)」の仕組みを解明したことが評価されての受賞となりました。そんな大隅栄誉教授について、日常やご家族など、早速調べてみました。
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■まずはプロフィールをご紹介
名前:大隅良典(おおすみよしのり)
生年月日:1945年2月9日 71歳
出身地:福岡県福岡市
出身校:県立福岡高等学校、東京大学、東京大学大学院
血液型:O型
趣味:庭いじり・焼き物集め
・父の大隅芳雄氏は九州大学の工学部で教授を務め、四人兄弟の末子として誕生。幼いころから、兄の和雄氏に贈られた自然科学の本に親しみ、特に八杉龍一の『生きものの歴史』、マイケル・ファラデーの『ろうそくの科学』、三宅泰雄の『空気の発見』などに心を動かされ、科学に興味を持つ。
・兄1人に姉が2人いて、虚弱体質だったため両親に心配されながら育った幼少期は、自然豊かな環境に恵まれ、川や山、浜辺などで遊び、昆虫採集や満天の空を眺め宇宙にあこがれを持つという少年だった。
・中学~高校時代はまじめな学生で、高校時代には化学部に所属し薬品を混ぜて遊んでいたとか。
そんな宇宙の神秘に心ときめかした大隅少年が県立福岡高校から東京大学教養学部基礎学科へと進学、さらに大学院にと進み理学研究科で学び、理学博士の学位を取得後は京都大学でも学ばれたとか。
出典:wiki他
以下、これまでの経歴です。
1972年:東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得満期退学
1974年:ロックフェラー大学博士研究員
1977年:東京大学理学部助手
1986年:東京大学理学部講師
1988年:東京大学教養学部助教授
1996年:基礎生物学研究所教授
2004年:総合研究大学院大学生命科学研究科教授
2009年:基礎生物学研究所名誉教授
2009年:総合研究大学院大学名誉教授
2009年:東京工業大学統合研究院特任教授
2015年:文化功労者選出
さらに輝かしい受賞歴は下記の通り。
2005年:藤原賞(藤原科学財団)
2006年:日本学士院賞
2007年:日本植物学会学術賞
2008年:朝日賞 (朝日新聞社)
2012年:京都賞基礎科学(生命科学) 部門(稲盛財団)
2013年:「オートファジーの分子メカニズムおよび生理学的機能の解明」でトムソン・ロイター引用栄誉賞
2015年:ガードナー国際賞
2015年:国際生物学賞
2015年:慶應医学賞
2015年:ローゼンスティール賞
2016年:ワイリー賞
■ノーベル賞はひとつの憧れであったものの励みではなかった
ここ数年、候補として名前があがっていたものの、共同受賞がここ数年続いていることから、単独受賞ということに大変驚かれたそうです。
奥様の万里子さんによれば、発表前、別の研究者の方の名前を挙げ「大本命」などと話していたとのことから、ご自分が本命とは思っていなかった様子で、発表の日の3日朝も「今日は研究室に記者さんたちが来るので大変なんだよ」と言いながらも緊張する様子もなく、いつも通り出勤したとのこと。
そんな大隅栄誉教授は、小さなときからノーベル賞にあこがれていたというのではなく、研究者になれたらという憧れの先にノーベル賞があったということで、実際にご自分で研究をスタートさせてからは、その研究がノーベル賞につながると思ったことはほとんどなかったため、今まで数々の賞を受賞されましたが、今回のこの受賞は光栄としか言いようがなく、ひしひしと格別な重さを感じたとか。
また、母校の福岡高校では同窓生の仲間が、受賞を期待して毎年20~30人集まっているということで、毎年申し訳ないと思っていたので、今回の受賞で肩の荷がおりたよう。
昨日も母校に集まっていた同窓生の皆さんが笑顔で受賞を喜び、「雲の上の人」と笑顔で喜びを語っていました。
■気になる奥様やご家族は?
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会見では奥様に「感謝したい」と述べられていましたが、奥様・万里子さんは東京都立大(現・首都大学東京)を卒業後、東大大学院へと進み、同じ研究室で先輩、後輩として出会いました。
2年後に学生結婚し、2人の子に恵まれたものの、子育てをほとんど万里子さんに任せ、自身は研究室にこもりっきりだったそう。
その奥様ご自身も帝京科学大学教授を務めながら、2人の息子さんを育て上げた研究者ということから、「自分が研究をしていて、気持ちがわかるから研究で遅くなって子供に母子家庭と言われても、たまの日曜で家でぐったりしていることも多かったけれど、研究したいだろうという気持ちがわかってしまうから。」と苦労に感じたことはなかったとか。
それでも息子さんたちが小さい時はカブトムシを取りにいったりと子煩悩だったり、奥様の眼鏡をいたずらで隠したりとふざけたりするのも好きで、奥様曰く「漫才みたいでしょ。私がボケ役かな」。
その話を聞いて、ご自身が「楽天的」とおっしゃる奥様の大きな包容力があったからこそ、大隅栄誉教授はそのもとでのびのびと研究に没頭が出来たのではないかと思え、それをご自身もよく理解しているからこその、「感謝したい」発言だったのでしょう。
そして、2人の息子さんのお1人は小児科医をされていて、親の背中を見て育ったということでしょうか。
■大隅栄誉教授の日常は
トレードマークとなった髭については、ご自身がとても童顔だったことから、外国留学の際、若造に見られたくないという理由から伸ばし始め、1度だけそったら、こんな顔だったのかとびっくりして以来40年ぐらいそのままの髭のようですが、最近は白くなってしまったので、3日の朝は奥様に「じじくさい」と注意され、多少カットしたそうです(笑)。
ご趣味は焼き物で、ご自宅で奥様へのインタビューの際、後ろに集められたであろう数々の焼き物が並んでいました。また、庭の草むしりやこけ取りもお好きだそうで、これは何も考えずに黙々と作業し、すっきりした風景を見るとリフレッシュされるそうで、なんと、受賞前日の2日も何時間もかけて、袋6個分を取ったとか。 また、もう一つの楽しみにお酒もあり、晩酌の缶ビールは欠かさないそう。
そして、会見で「この年になって豪邸、外車が欲しいわけじゃない。役に立つことができればいいなと思っています。若い人たち(の研究)をサポートできるシステムができないか。そういうことができれば、社会的にノーベル賞の意味がある。私が生きている間に一歩が踏み出せればと思います」とおっしゃっていたように、奥様も同じ価値観で「お金や名誉が欲しいわけではない」ことから、夫婦喧嘩はほとんどないというお話に、物欲、煩悩ありすぎる自分は頭が下がる思いです(笑)。
そんな奥様は、ご主人に「夫はいいかげんで不思議な人。ずぼらで適当なのに、どうして実験がうまくいくのか、不思議で仕方なかった。私の方がよっぽどきちんとしているのに」とおどけた後、「お疲れさま、と言いたい。9月も海外3カ国に出ていたのできっと疲れていると思う。ひと息ついたら、お茶漬けを食べさせたい」。お見事です。
晴れの授賞式には息子さんとご一緒に参加したいとのことで、母子家庭と言われながらも貫いた研究の結果、ぜひともご家族で喜びを分かち合っていただきたいものです。
この度の受賞、本当におめでとうございました。
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