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「笑点」歌丸師匠卒業。次の司会は?歴代司会は?新メンバーは?

      2016/05/09

1966年(昭和41年)5月15日に『金曜夜席』を受け継ぐ形で放送開始した、日曜夕方のおなじみの番組『笑点』。
番組開始から、なんと半世紀、50年の時が流れ、今も変わらず人気を得ています。
その50年という節目を記念した「笑点50周年記念スペシャル」(15日 17:00~)の収録が4月30日行われ、収録後の会見で、現在司会を務める「桂歌丸」師匠が引退を発表しました。
御年79歳の現在、昨年6月に入院をしたり、体調を崩し、近年は番組を休むことも増えたため、「体力の限界なんです」と降板理由を説明し、番組の50周年と落語家生活65年の区切りの年ということで降板を決断されたそうです。
では、この人気のご長寿番組の次の司会者は、また新メンバーはいったい誰になるのでしょうか?
早速、調べてみました。

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■決断をしたのは今年の1月

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そもそも司会を引き受けた理由としては、「先代の円楽さんが少し体調をお悪くされたとき、『歌さん、頼む』と言われた。これは生涯、私の頭から離れません。『頼む』の内容は、笑点だけではないと思ってます。ありとあらゆるものを頼むとおっしゃったんだと思ってます。それが一番の思い出。それで司会を引き受けさせていただいたんですから」と述懐した歌丸さん。
「頼む」と言われた番組の司会を降板するのに色々な想いがよぎったことと思いますが、体力の限界と後輩へ席を譲るのが番組を長続きさせる秘訣と踏ん切りをつけ、大喜利メンバーに降板の話を切り出したのは今年の1月。発表するまで内緒にして欲しいとメンバーにはお願いしたそうです。

そのメンバーの皆さんの胸中は…。

三遊亭小遊三
「想像力がないもんですからね。おやめになるって言われても、どうなんのかなって…。こういうのを世間では『ぼう然』というんですかね。聞かれてもわからないです」
三遊亭好楽
「歌丸師匠は天才。その人が居なくなっちゃうって言うのは、本当に夢なんじゃないかなと思うんですけど、ぽっかり穴が空いちゃって。どうするの、この空気は。朝、トイレに行ったら便器がなくなってるようなもんですよ」
林家木久扇
「本当に驚いちゃって、まだおやりになれるのに、ずいぶんキッパリとした言葉をおっしゃって、男っぽい人だなと思ってビックリしました。司会がすごいお上手なんで、歌丸師匠のあと、じゃあ誰がって浮かばないし、本当に、本当に驚きました」
三遊亭円楽
「死ぬまでやったらいいと思ったんですよ。あそこ(司会席)で死んじゃえば、私がまた突っ込めるし。大きなネタがなくなるという自分の悲しみと…。でも安心したのは、落語を続けるということで、芸の欲があるうちは、この人は大丈夫です」
春風亭昇太
「子どものころから見ていて、テレビの中の大スターでした。見ていると勉強になることが多いです。ご自身がお決めになったということで、これでいいんだと思うんですが、僕の中では続けてもらいたいと思うし、落語の方はこれからもますますやられるでしょうし、また今後も教えていただければと思います」
林家たい平
「聞いた時は何が何だかよくわからなくて、ビックリを通り越した気持ちでした。僕は本当に不慣れで、未熟な答えも、すべて歌丸師匠はフォローして下さって、笑いに替えて下さったことをすごく感謝してますし、こうして育てて下さったこともすごく感謝しています。笑点からいなくなってしまうということはすごく寂しいですが、ご縁をいただいたことは、落語家・林家たい平にとって宝物です」
山田隆夫
「歌丸師匠にはいろんな事を教わりました。本当にありがとうございました。いつも僕のことを話題にしてくれて、ありがとうございます。体に気をつけて、長生きして下さい」

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(出典:記者会見より)

 

■では次の司会者はいったい誰に?

同局によると後任については検討中ということですが、現在、複数の候補者の名前が挙がっています。 その前に歴代の司会者はどなたが務めたのかおさらいしてみましょう。

 

初 代 7代目立川談志【1966年5月15日~1969年11月2日】

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2代目 前田武彦 【1969年11月9日 - 1970年12月13日 】

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3代目 三波伸介 【1970年12月20日~1982年12月26日】

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4代目 5代目三遊亭圓楽【1983年1月9日~2006年5月14日】

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そして5代目の歌丸師匠となり、その次の新たな司会者の方には、一部報道で「タモリ」さん、「ビートたけし」さんなどの異例の名前があがったものの、メンバーの皆さんからの「やはり落語家で」という意向で立ち消えとなったという話もありますが、やはり歌丸師匠と丁々発止のやり取りをし、また前任5代目圓楽師匠の名前を継いだ、6代目圓楽さんに再度「頼む」とバトンをお渡しになるという予想が最有力なようです。
そして圓楽さんが司会に回ると、1人空くレギュラーの座には、立川志の輔さん、また木久扇さんの息子の木久蔵さんの名前があがっています。

 

談志さん、前武さんの時代は存じ上げないですが、やはり想い出深いのは家族で日曜の夕食の食卓を囲みながら、「てんぷくトリオ」だった三波伸介さんの司会で、メンバー側に歌丸さん、こん平さん、木久蔵さん(当時)、星の王子様(笑)圓楽さん、小円遊さんの時代でしょうか。家族の笑顔と美味しい夕飯の風景が蘇ります。
また新たな「笑点」の歴史を新司会者の方に引き継いで頂き、末永く、一週間の始まる前の憂鬱な気分を吹き飛ばす笑いを提供して欲しいものです。
尚、5月22日の生放送が歌丸師匠、最後の司会となります。淋しい限りですが、今後も終身名誉司会に就任され、「笑点」の直前に放送されている5分番組の「もう笑点」(日曜、17:25)には出演されるそうなのでお元気でご活躍ください。

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