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『パタリロ!』舞台化!作者魔夜峰央さんとは?パタリロを誰が演じる? 

      2016/07/22

最近、少女漫画の歴史を変えた!?と言われる、萩尾望都作「ポーの一族」の新作が40年ぶりに執筆され、掲載された「月刊flowers7月号」(小学館)が同誌始まって以来の重版ということで話題を呼びましたが、同時期に少女漫画界で美少年とギャグを組み合わせた新分野として登場したのが魔夜峰央氏の「パタリロ!」でした。
その「パタリロ!」がなんと、舞台化が決定したというニュースが飛び込んできました。えええええ?パタリロを演じる役者はいるの? 調べてみました!

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■まずは作者「魔夜峰央」氏のプロフィールから

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魔夜 峰央(まや みねお)
本名:山田 峰央
生年月日:1953年3月4日
出身:新潟県新潟市(現在の中央区)
血液型:O型
最終学歴:大阪芸大二年中退
通称(自称):ミーちゃん

 

・1978年「パタリロ!」連載開始。
・1980年頃、バレエダンサーの山田芳実と出会い、後に結婚。二人が出会った時の年齢は、自身のキャラクターであるバンコランとマライヒの年齢と奇しくも同じであったという。その後、2児(一男一女)をもうける。
・1988年にトンキンハウス(東京書籍)から発売されたファミコン用ゲームソフト『エリュシオン』のキャラクターデザインを手がけている。
・1992年頃に突然倒れて意識不明になったことを、2011年『週刊文春』11月24日号にて妻の山田芳実が語っている。
・2007年に『パタリロ西遊記!』が舞台化。魔夜はキャストとして出演もし、ダンスと振り付けを妻の山田が担当した。
・2008年時点で開始から30年を越えた『パタリロ!』は、その後も連載を継続中。『パタリロ!』シリーズは外伝も含めれば100冊を越え、少女漫画界では随一の長編作品である(本編単独では『あさりちゃん』のほうが巻数が多く、また連載開始も若干早い。連載期間としては、1976年に開始された『ガラスの仮面』・『エロイカより愛をこめて』・『王家の紋章』等のほうが長い)。

出典:wikipedia

 

作者の魔夜峰央さん。当時、「妖怪や悪魔」の知識に長けていらして、作品の背景というんでしょうか、トーンというんでしょうか、何とも妖しくおどろおどろしいタッチで、それが「魔夜」というお名前に大変マッチしていて、美少年愛を描くことから、てっきりそちらの方かと思っていましたが、違いました(笑)。

 

■ その「パタリロ!」とはどんな漫画?

『パタリロ!』は魔夜峰央のギャグ漫画。『花とゆめ』(白泉社)で1978年に連載を開始し、2014年現在、『別冊花とゆめ』『MELODY』にて連載中。1982年にはアニメ化もされた。
バミューダ=トライアングルの真ん中に存在する架空の島国マリネラ王国を舞台に、その国王パタリロが、側近のタマネギ部隊や、イギリスの諜報機関MI6(エム・アイ・シックス)の少佐(スパイ)バンコランやその愛人マライヒ等を巻きこんで起こす騒動を描く。舞台はマリネラ王国だけでなく、バンコランやマライヒの住むロンドンも多用されている。
基本的には一話完結の形式なのだが、連作エピソードもいくつか存在している。毎話で描かれるストーリーは単なるドタバタギャグなノリだけにとどまらず、プロットが高度に練られたものも多く、作品が長年支持されている所以でもある。ストーリーはギャグ作品の懐の広さを生かしてジャンルを越えた多彩な内容になっており、007シリーズめいたスパイアクションがあれば推理小説並みのミステリーもあり、宇宙人が出てくるSFもあれば黒魔術が絡むオカルトもある。

出典:wikipedia

 

年がばれるのですが、わたくし、「パタリロ!」が白泉社「花とゆめ」に連載開始された頃から愛読者でした(笑)。
6歳の頃から貸本屋に通い始め、少女漫画雑誌1冊が25円で1泊2日で借りることができ、常連になると通常発売の1日前に貸本屋のおじさんに「新しいの入ったよ。持ってく?」とひそかに貸し出しをしてもらえるという程通い詰めるマンガ好きでございました。
その頃、集英社「マーガレット」は「ベルサイユのばら」や「エースを狙え」などの王道マンガでヒットを飛ばし、講談社「少女フレンド」は「はいからさんが通る」や「生徒諸君」という等身大に近い少女像の作風が多く、後から出た小学館「少女コミック」は「ポーの一族」「風と木の詩」など、当時BLという言葉もなかった頃には少年愛などもってのほかな時代によくぞ決断してくださった(涙)という攻めな作風という三誌の中に、突如、現れたのが白泉社の「花とゆめ」でした。
どちらかというと商業誌でありながら、ヲタク入った同人誌っぽさが香るそれまでにない斬新な作風の作品が多く掲載されたため、登場と同時に同誌の虜となり、月2回発行日が待ち遠しく、ついには就活時には同誌編集部にまで訪ねるありさまで(笑)、そんな中で、「パタリロ!」はそれまでの美少年ものとは違う、何しろ主人公が4頭身のギャグのような人物で、脇キャラも「たまねぎ部隊」などの個性的なものが登場する中で、「バンコラン」「マライヒ」という美青年と美少年がひととき夢を与える(?)(笑)、不思議な作品でございました。

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現在、こちらの「花LaLa online」で読むことができます!

■ 「パタリロ!」は一度舞台化されていた

アニメ「パタリロ!」では、パタリロをチャコちゃんこと白石冬美さん、バンコランを今は亡き曽我部和恭さん、そしてマライヒを藤田和子さんほか、大物声優総出演で全49話で放映されました。そして、実はwikiにもありますように、2007年に舞台化も一度されています。

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「抱腹絶倒 爆笑活劇 パタリロ西遊記」
2007年10月18日(木)〜21日(日)
六行会ホール
演出: EMI
出演: 小山瞳/松本吉朗/久保克夫/永木貴依子/戸部公爾/津久井教生/たてかべ和也/肝付兼太/魔夜峰央/堀内賢雄(声)

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声優さん系の劇団の方たちが出演されているようですが、パタリロの小山瞳さんは画像の方です。
うーん……宝塚の「るろうに剣心」はビジュアル、内容共に絶賛されていましたが、パタリロはなにしろビジュアルを再現するのが難しそうですね。

 

■今回の「パタリロ!」は?

脚本は池田鉄洋さん、演出は小林顕作さんで、池田さんは最近では「99.9 -刑事専門弁護士-」、「TRICK」「医龍」などで個性的な演技で、舞台・ドラマ・映画と活躍の役者さんですが、元々劇団「猫のホテル」で劇作家、演出家として活躍されていたので、舞台の面白さをご存知ということで期待できそうですね。
演出は、NHK・Eテレの子ども向け番組『みいつけた!にオフロスキー役で出演し、大河ドラマ『真田丸』への出演も決まっている小林顕作さんです。
肝心のキャスティングがまだ発表されておらず、あのパタリロを、バンコランを、マライヒを誰が????と大変気になるところですね。美少年お願いします(笑)。

「パタリロ!」
日程:2016年12月8日(木)~25日(日)
会場:紀伊國屋ホール
脚本:池田鉄洋  演出:小林顕作

 

魔夜先生のお嬢さんもtwitterで宣伝されていますね。

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